MacbookにラズベリーパイのGUI環境(LXDE)を表示してみた!
過去の記事でも紹介しましたが、ようやくMacbookから無線LAN(Wi-Fi)で、ラズベリーパイに「SSH接続」できるようになりました。
しかし現状は、ターミナルからコマンドラインによる操作だけなので、ラズベリーパイに搭載されているGUI環境をMacbookから操作できるようにしてみようと思います!
VNC接続するためのソフトをゲット!
今回、利用する方法としては…、
「ラズベリーパイ側でVNCサーバーを起動」⇒「Macbookでそのサーバーを表示」
…という感じです。
まずは、Macbookのターミナルで、ラズベリーパイへ「SSH接続」して起動させておきます。
利用するのは、定番の「TightVNC」です。
以下のコマンドで、ラズパイにVNCサーバーをインストールします。
$ sudo apt-get install tightvncserver
確認メッセージが表示されたら、「Y」でOK。
VNCサーバーの初期設定!
早速、ラズパイにインストールされたVNCサーバーを起動してみましょう!
以下のコマンドで、起動することが出来ます。
$ vncserver:1 -geometry 1024x768 -depth 24
オプションの画面サイズ(1024✕768)と、カラー(24)は、とりあえず上記と同じで問題ないかと思います。
初回のみ、パスワード設定のメッセージが表示されるので、任意のパスワードを入力しておいてください。(途中の確認メッセージは「y」でOKです…)
起動後は、一旦終了したように見えますが、バックグラウンドでサーバーが動いています。
Macbookで、ラズパイのGUIを操作する!
それでは、ラズパイで起動中のVNCサーバーを、Mac側から操作してみましょう!
MacのFinderメニューから、「移動」⇒「サーバーへ接続」⇒「vnc://192.168.3.3:5901」⇒「接続」と行います。
※「192.168.3.3」の部分は、それぞれの環境に合わせて適宜変更して入力してください。
上手くいくと、以下のようにラズパイのGUI環境が表示されるはず!
これで、普通にMacbookのキーボードやマウスで操作することができます。
終了するときは、メニューの「Shutdown」⇒「Shutdownを選択」⇒「OK」とクリックしていきます。
※無線LAN(Wi-Fi)での接続が安定しない場合は、LANケーブルで直接繋ぐ方法もあります。
(参考)
「ラズベリーパイ活用記事まとめ」