ラズベリーパイ(B+)を購入!Macbookと連携して開封から初期設定までやってみた!
前から気になっていた【ラズベリーパイ(Raspberry Pi B+)】をやっと購入しました。
と言っても、単体では何もできなくて、「モニター」やら「キーボード」やら「電源」などの周辺機器を揃える必要があります。
しかし、もっと手軽にラズベリーパイを楽しみたいと思い、手持ちのMacbookを使って利用できるようにしてみたので、ここにまとめておきます。
用意するもの!
とりあえず購入したのはラズベリーパイだけで、あとは家にあるモノを寄せ集めてます。
- Macbook Pro 13
- ラズベリーパイ
- microSDHCカード16GB
- 電源
- LANケーブル
Macbook Pro 13は、「Mid2010」の古いマシンなのですが、OSは「Yosemite」にアップデートしています。
ラズベリーパイは、グリーンのケース付きをAmazonで購入しました。
microSDHCカードは、以前にゲーム用で購入していたモノですが、Amazonだと1000円程度で買えます。
電源は、ダイソーで購入した「USB ⇔ ミニUSB」ケーブルに、iPhoneの充電用コンセントを差し込んで使ってます。
LANケーブルも、以前にダイソーで購入したモノです。
以上、たったこれだけでOKです!
(Tips)
もし、MacbookにLANケーブルの差込口が無い場合、別売りのUSB LANアダプタが必要です。
ラズベリーパイ専用のOSをゲット!
まずは、「ラズベリーパイの公式サイト」から、専用のOSをダウンロードします。
普通なら「NOOBS」をダウンロードするのですが、今回はMacbookと連携させたいので普通の「RASPBIAN」をゲットします。(ダウンロードは時間が掛かるので気長に待ちましょう…)
ダウンロードが完了したら、zipファイルを解凍して「.img」ファイルが現れることを確認しておいてください。
(Tips)
事前に、microSDHCカードのフォーマットが「FAT32」になっているか確認しておきましょう。(詳細はコチラ)
Macのターミナルで作業!
ここからは、Macのターミナルでコマンド操作をしていきます。
まずは、今利用しているmicroSDHCカードの場所を確認したいので、以下のコマンドを実行します。
$ diskutil list
恐らく、大抵の場合は「/dev/disk1」「/dev/disk2」とかになるかと思いますが、一応確認してみてください。
次に、microSDHCカードをアンマウントします。(以下は、カードの場所が/dev/disk1の場合…)
$ diskutil unmountDisk /dev/disk1
そして、microSDHCカードへRaspbianのイメージを書き込みます。
$ sudo dd bs=1m if=/Users/Mymac/Downloads/2014-12-24-wheezy-raspbian.img of=/dev/disk1
「if=」以降は、解凍して現れた「.img」ファイルのパスになっています。
「of=」以降は、先ほど調べたmicroSDHCカードの場所です。
コマンド実行後は、画面が特に変化しませんがバックグラウンドで処理されているので、そのまま気長に待ちましょう。(20分くらい…?)
完了したら、カードを抜いてラズベリーパイに差し込んでおきます!
Macbookとラズベリーパイを接続する!
いよいよ、Macbookとラズベリーパイを接続していきます。
まず、Macbookの「システム環境」から、「共有」の設定をしておきます。
環境によっては、「Ethernet」ではなく「USB Ehternet」とかになってるかもしれません。
次に、ラズベリーパイにmicroSDHCカードが挿入されているのを確認して、電源を繋いでONにした後に、LANケーブルでMacbookと接続します!
これで、とりあえず繋がった状態になったわけですが、Macbookからラズベリーパイを操作するためにIPアドレスを取得する必要があるので、以下のコマンドを実行します。
$ grep OFFER /var/log/system.log
すると、表示されたメッセージの中に「192.168.3.3」のような数字があると思うので、メモしておきましょう。
ラズベリーパイの初期設定!
ようやく、Macbookからラズベリーパイを操作できる準備が整いました。
まず、以下のコマンドを実行してラズベリーパイの中へ、SSH接続して入ります!(IPアドレスは先ほど調べた数値を入力してください…)
$ ssh pi@192.168.3.3
ラズベリーパイの初期設定では、「ユーザー名:pi」「パスワード:raspberry」となっています。
(Tips)
初回のみ、接続確認のメッセージが表示されるかもしれませんが、その時は「yes」と入力しましょう。
SSH接続が成功すると、以下のようなコマンドが表示されているはず!
pi@raspberrypi ~ $
これで、Macbookのターミナルから、ラズベリーパイを自由にいじれるようになりました。
初期設定をサクッと済ませたいので以下のコマンドを実行します。
$ sudo raspi-config
すると、ラズベリーパイの設定画面が表示されます。
これはいつでも編集可能ですが、とりあえず「microSDHCカード」、「時刻」、「キーボード」の設定だけはやっておいた方が良いです。
(設定)
- 「Expand Filesystem」⇒「OK」で、カード容量を最適化!(次回起動時に有効)
- 「Internationalisation Options」⇒「Change Timezone」⇒「Asia」⇒「Tokyo」を設定。
- 「Internationalisation Options」⇒「Change Keyboard Layout」で、キーボードを最適化!
あとは、トップ画面から「Finish」を選択して完了すればOKです。
(Tips)
ラズベリーパイの終了は、コンソールから「$ sudo halt」でシャットダウンさせてから、電源を切るようにしてください。
ちなみに、無線LAN(Wi-Fi)に対応させることも可能なので、ご興味ある方は以下の記事も参考にしてみてください!
(参考)
Macbookから、ラズベリーパイ(B+)を無線LAN(Wi-Fi)対応させてみた!(参考)
ラズベリーパイ活用記事まとめ